会社員以外にも働き方はある

2023年10月30日

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

 

過去の記事で、今の仕事が辛いならそれにこだわる必要なんてないと触れました。↓↓

「見切り発車で転職する前に!」
https://happy-crownshyness.blog/job-change/

「自分には今の仕事しかない……」

というように選択肢を狭めてしまうと、今の仕事がただ辛いだけの作業となってしまいます😢

会社で自分の居場所を脅かす存在がいようものなら、良心から外れた方法で排除しようとしたり自分に嘘をついたりして立場を守ろうとします。

冷静さを失い、正しい判断ができなくなり、そのうち自ら未来を閉ざしてしまうことになりかねません。

今の時代、いくつになっても活躍できる場はあるはずです。

なぜなら、昔と違って今は様々な働き方があるからです。

たとえ50代の方でも、そのベテランの経験を活かしてスタートアップベンチャーで活躍されている方が多くいます。

たくさんの選択肢があれば、もし今の会社で働けなくなったらという不安感から逃れ、いくつもの可能性を信じて前向きに生きることができます👍

選択肢を増やそうとする活動はそれだけでメリットがあり自分の知らなかった世界を知るきっかけとなったり、リスクを分散させたりもできますね。

今回のテーマは「働き方の多様性」

どん底からフリーランスに転向して月収60万円以上を達成した経験のある、あの著名人の本から働き方の多様性を模索していきたいと思います。


今回参考にさせていただきました本はこちらになります。

「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」
著者:やまもとりゅうけん
出版社:KADOKAWA





やまもとりゅうけんさんのプロフィール

まず、著者であるりゅうけんさんのプロフィールを簡単に紹介します。

大手IT企業にエンジニアに就職したはいいものの、手取り17万4千円で貯金は不可能な状態。

先輩からの勧誘でネットワークビジネスに手を出し、30万円を稼げるようになるも副業禁止である会社にバレて退職を決意。

ネットワークビジネスが順調だったのも最初だけで、出費がかさみ400万円の借金を抱えることに。

奨学金の返済も合わせて800万円の返済にもうダメかと思われたが、奥さんの献身的な応援で再スタートを決意。

派遣エンジニアを経てフリーランスに転身。

フリーランスになったばかりの初月の給料は月単価で約60万円、年収は700万円稼げるようになる。

現在は”合理的に人生を逃げ切る”をコンセプトにしたオンラインサロン「人生逃げ切りサロン」を開設。

自分の経験を基に、人生を逃げ切るために役立つ情報を発信しています。

りゅうけんさんは見事、人生から逃げ切ることができたんですね😀



理不尽な業務形態

会社員は一般的には安定しているというイメージがありますが、まずはメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

毎月安定して給料がもらえる。
労働基準法によって簡単には解雇されない。
確定申告などの面倒な事務手続きは会社がやってくれるところもある。

デメリット

場合にもよるが会社員の平均給料は徐々に下がっている。
ライバルが多く昇給にありつくには相当努力しなければならない。
勤務時間外の経費は会社で負担してくれない。


デメリットについてもう少し詳しく見てみましょう。

場合にもよるが会社員の平均給料は徐々に下がっている
会社員の給料は約20年前と比べて約30万円減っています。
このように平均給料が上がっていないのは、主要先進国の中で日本だけらしいです。



ライバルが多く昇給にありつくには相当努力しなければならない
メリットの中に「労働基準法によって簡単には解雇されない」とありましたが、これは裏を返せば会社の足を引っ張る社員でも簡単には解雇できないということです。
足を引っ張る社員の仕事や給料は誰が埋め合わせをすることになると思いますか?
他の社員です。
足を引っ張る社員を雇うのにも当然お金はかかります。
その金銭的リスクは社員の平均給料を下げることで会社側は損をしないように回避しています。
特にその割を食っているのは中間層だといえます。
会社で甘い蜜を吸っているのは上層部だけ。
だらだらと惰性で仕事をしている下層部の尻拭いをするのは中間層。
中間層はそのどちらのためにも身を粉にして働かなければならなくなります。



勤務時間外の経費は会社で負担してくれない
例えば家に仕事を持ち帰った場合、仕事をしているのに電気代や電話代は経費では落とせません。
冷静に考えればおかしな話だとは思いませんか?
会社員は頑張れば頑張るほど損をしかねません。


その一方で、フリーランスや会社員兼副業をしている人は、その仕事にかかる費用の一部を経費として落とすことができます。

さらに、収入から経費を差し引いた額に対して税金を算出するので、節税のメリットがありますね。



会社の洗脳

友達に何気なく会社のグチを話しているときに、「さすがにそれはおかしいんじゃない?」と指摘されたことはありませんか?

特に、新卒社員は他の会社を経験していない為、ちょっとおかしいなと思ったことでも「他の会社でもこれが普通だから」などと簡単に丸め込めます。

まさに「井の中の蛙」状態。

そうやって会社で働いていくうちに外部からの情報が遮断されます。

だんだんと視野が狭まり、常識からズレていても気づかなくなります

もちろん全ての会社にあてはまることではありませんが、時として会社は社員をただの道具のように扱うこともあります。

第三の案がある、もっと他に働き方があるという広い視野を持つことは自分を守るための武器にもなると思います。



フリーランスよりサラリーマンの方が責任が重い?

世間一般のイメージでは、フリーランスの方が責任が重いという意見の人が多いと思います。

では、実際はどうでしょう。

フリーランスの責任

  • 依頼された仕事
  • クライアント


サラリーマンの責任

  • 割り当てられた仕事
  • クライアント
  • 上司
  • 部署
  • 株主
  • チームメンバー
  • 会社の看板


一目瞭然ですね。

実はサラリーマンの方が責任が重いのです。

これらの責任に対するあなたの給料は妥当だといえますか?

前述のとおり、ほとんどの会社で甘い蜜を吸っているのは上層部だけです。

こうしてみてみると、私はなにも会社員にこだわる必要なんてないと思えてきました😏



フリーランスのリスク

「フリーランスなんて一部の優秀な人間がなれるもので、自分には絶対に無理……」

と思っているそこのあなた。

もし、あなたが無遅刻無欠席真面目に会社で働いていて、時間や約束を守る人だというのならば、よほどのことがない限り独立後に食うことに困ることはないそうです。

フリーランスにもそれなりの責任と実力は必要とされますが、フタを開けてみると意外にライバルは少なかったりします。

フリーランスには無断欠勤約束を守らないなどといった人が溢れかえっているそうです。

つまり、今の会社と同じように真面目に働いているだけで評判が上がり、向こうから仕事が舞い込む可能性の方が大きいのです🤗

一時期、フリーランスに対するクライアントからの圧力に批判が集まった時期もありますが、フリーランス側にも問題を抱えている人が多かったのですね。

また、日本には様々な保障があり、いざというとき最低限の生活は守られるそうです。

仕事がなくなったらどうしよう、生活できなくなったらどうしようと不安になったときは、解決策をあらかじめ調べて対策しておけば怖いものは無いですね👍



貯金は死に金

毎日頑張って働いているのに、ボーナスも退職金も無し😢

昇給もあってないようなもの😭

月収が少ないとき、将来のために貯金することは一般的には大切と思えるかもしれません。

しかし、今の生活から脱出するためには貯金をしている場合ではありません

今の環境を変えるには、もっといろいろなことができるようにあなたの知識や技術を磨く必要があります。

そのためにはどうしてもお金が必要になります。

本を買ったり、セミナーに参加したりと知識を増やすためには何かとお金がかかります。

今はYouTubeやブログなどである程度必要な情報は手に入りますが、無料のコンテンツにも限界があります。

必要な知識を得るための出費は、それ以上の永久的な価値をあなたに与えてくれるはずです👍



最後に

今回参考にさせていただきました「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」には他にも

  • ”動画コンテンツで効率的に学ぶ方法”
  • ”知識と情報に対する向き合い方”
  • ”労働より投資の方が儲かる”

といった、会社に頼らないで生きていくために必要な情報が多数掲載されています。

そもそも、タイトルが研ぎ澄まされた刃のように私の胸にグサリと刺さったので、これは絶対私の将来に役立つ本だという確信がありました😅

中でも、お金に対する向き合い方はとても共感しました。

私の勝手なイメージかもしれませんが、日本人はお金よりも大切なものがあるという意識が強すぎて、お金に対して良くないイメージを持っている方が多い気がします。

私が小学生の頃は、学校の先生に「お金よりも家族や友人を大切にしなさい」と教わりました。

先生の言うことは一理ありますが、お金があることによって避けられるリスクもあります。

家族や友人、自分を守るためにお金を稼ぐことは悪いことなのでしょうか。

善性や倫理感を振りかざして現実に則した判断ができないのは、知らない内に自分や周りを不幸に陥れることになると私は考えます。

現実は甘くないと多くの大人は子供に「無条件の厳しい現実」を植え付けます。

確かに、現実はときに厳しく、残酷でもあります。

しかし、自分の人生をどう生きるかは自分で選ぶことができます

親や先生から言われたことをそのまま実行して達成感を得られる人は少ないでしょう。

自分で選んだ道だから多少の困難も頑張って乗り越えることができる

目標を達成したときの幸福感を得られる

あなたの人生に価値を与えることができるのは他人ではなく、あなただけです😊