才能なんて無い
数々の成績を修めた大谷翔平選手。国民栄誉賞授与の打診を辞退したことでも有名ですね。
きっと誰もが「彼には才能があるから成績を残せるんだ」「天性の才能が彼をここまで導いた」と評価するかもしれません。
しかし、本当に「才能」のおかげなのでしょうか?
もしそうだとしたら、人は生まれもった才能によって人生が左右されることになります。
人生とはもっと自由で可能性に満ちたものだと私は思います。
もし、自分が持っている「才能」だけを頼りに生きると、いつか人生の行き止まりに立たされるでしょう。
今回の記事を読めばその理由がわかるはずです。
才能とは?
辞書で索引すると大体が「生まれもった能力」「物事を成し遂げるための能力」といった意味になります。
一般的に優れた能力のことを指すことが多いですね。
才能の存在を認めてしまうと、自分が持っている能力以外のことがしたくても、才能がないからうまくいくはずがないと未知のことに挑戦できなくなると思いませんか?
ここで冒頭の大谷選手の話に戻ります。
投手、打者として活躍している大谷選手。野球が好きで練習ばかりしていたら監督に注意されたことがあるとか。
投手としても打者としてもグラウンドに立つため、疲労が蓄積すると本番に影響を及ぼすからだそうです。
ここで大事なのは練習量ではなく、練習の質だということです。
練習のしすぎにより本番で本領を発揮できなかったり、ケガをして欠場してしまったら本末転倒ですよね。
大谷選手には監督、トレーナー、管理栄養士といった優れた人たちが大谷選手に合った練習、食事を管理・アドバイスし、常に最高の状態を維持していることは想像に難しくありませんよね。
その日々の小さな積み重ねが、大谷選手の輝かしい成績に結びついているのだと私は思います。
つまり、才能とは生まれもった能力ではなく、練習や訓練などで磨かれた後天的な能力のことを指します。
効率よく能力を伸ばすには
では、大谷選手と同じ練習法をすれば、大谷選手のようになれるのでしょうか。
答えはNOです。
人にはそれぞれ自分に合った練習法があります。
もし、大谷選手の練習法が自分に合っていないと気付かずにそのまま練習を続けたとしましょう。
シャツのボタンを1つかけ違えただけで全てが台無しになるように、今までの努力が台無しになりかねません。
一生懸命勉強や練習をしても成果が実らないのは、もしかしたらその方法(プロセス)が自分に合っていない、もしくは間違っている可能性があります。
効率よく能力を伸ばすには、自分に合った勉強(練習)法を実施する必要があります。
では、自分に合った勉強法はどうやって見つけるのでしょうか。
自分に合った勉強法
結論から申し上げると、実際にやってみて自分に合っているのかいないのか判断するしかありません。
アドバイスになっていないとおっしゃる方もいるかもしれませんね😅
ですが、あれこれ悩んで時間を無駄にするよりも、行動を起こして実践する方が私は近道だと思います。
やらずに後悔するのは非常にもったいないです。チャレンジしてみてそれが失敗だったとしても、その時間と経験は必ずあなたを前向きに成長させます。
ただ、このままだとこの記事を書く意味がないので、自分に合った勉強法を見つけるためのヒントを紹介しますね。
勉強法は大まかに3つに分類されます。
- 図や映像を見て勉強する
- 聴いたり、話したりして勉強する
- 実際にやってみたり、体を動かしながら勉強する
自分に合った勉強法は、大体がこの3つのどれかに該当します。
自分で図や絵を描いて理解を深める人
CDやセミナーを聴いたり、自分で説明することで理解を深める人
実践してみたり、ノートに書き写したり、運動をしながら勉強することで理解を深める人
勉強法は人それぞれです。
また、その道の専門家やプロにアドバイスをもらうのも非常に有効です👍
成功者に話を聞けば上達への近道になりますね。
その人のセミナーや書籍があれば積極的に勉強に取り入れましょう。
私は、全く静かな環境よりも適度に音がある方が集中できます。なので、勉強する際は歌詞のない音楽を小さめに流しています。歌詞があると脳の言語系を刺激するので、私は歌詞のない落ち着いた音楽(ジャズやクラシック)が合っていました。
最後に
人が迷う原因の一つとして、情報不足が挙げられます。しっかりと確実な情報が的確な決断に結びつきます。
信憑性のある情報を集める際は、ネットよりも専門家の意見や専門書等で情報収集するのがより確実です。
ネットだと不確かな情報も含まれている場合がありますし、調べものをしようとしたのにYouTubeを見て時間を潰してしまったなんてこともしばしばです😂
仕事でもプライベートでも、できることが増えるとやる気が出て人生が楽しくなりますよね。
これはなぜかというと、「マズローの欲求5段階」で説明できます。
アブラハム・マズローという心理学者が提唱した理論です。
人間の欲求は5段階からなり、一番上は自己実現欲求と位置づけられています。
これは承認欲求よりも上位の欲求です。
自分の夢や目標を達成することは、最も上位の欲求を満たします。
人は欲求が満たされると幸福感を得ます。これは幸せな人生を送るために重要なことだと思いませんか?
学校の授業は通り一遍、画一的で、無限の可能性がある生徒を小さな枠に押し込めていると私は思います。
たとえ先生でも、他人の言うことがすべてではありません。
自分で一考し、行動を起こし、自分だけの価値ある未来をつかみ取ることが大事です。
自分の能力は、自分の価値を証明するためのものではありません。自分の可能性を広げるために能力を磨きましょう💪