働くとは? 生きるとは?
新年度から約1ヶ月が過ぎましたが、新入社員の方々はもう新しい環境に慣れましたでしょうか?
最初は覚えることが多いですし、周りは知らない人ばかりで気疲れする方も多いと思います😣
以前の私はやる気がなかったので、入社当日にすでに辞めたいと思っていました(笑)
働くってなんだろう、なんで苦しい思いをしてまで働かなくちゃならないんだろうとネガティブになり、何のために働くかについて悶々とした思いを抱いていました。
生きていくだけならアルバイトでも生活に困らないお金を稼ぐことができるのに、成功している人はどうしてそんなに頑張るのかわかりませんでした。
でも、今の私なら働く意味が少しわかる気がします。
働くということは、お金を稼ぐためだけではありません。
今回のテーマは「働く意味と生きる意味」
かつて働く気力も、生きる希望も失っていた過去の自分と、頑張って働いている方々へのエールになるよう、経営の神様と呼ばれるあの方の本を参考に働く意味を探求していきましょう。
今回参考にさせていただきました本はこちらになります。
「生き方」
著者:稲盛 和夫
出版社:サンマーク出版
人はなぜ生きるのか
いきなりですが、あなたは生まれ変わりを信じますか?
生まれ変わりとは何かを簡単に説明すると、人が亡くなった後、その魂が別の体を得て再び現世に生まれることを言います。
生まれ変わる際に前世の記憶はなくなるはずですが、幼少期、特に5歳頃までは前世の記憶が色濃く残っている場合があると言われています。
幼い子供が不可解な発言をするのは、前世の記憶と混同してしまうことが一因であるともいえます。
縁もゆかりもない土地の情報を詳しく知っていたり、新聞にも載らないような出来事を覚えていて、それが実際に起こったことと一致していたりなどですね。
以前SNSで「前のお母さんに会いたい」と子供が発言したツイートがバズったこともあります。
実は、生まれ変わりを証明するデータは数多くあります。
それがなぜ事実として公にされていないのかというと、亡くなった後のことを体験できるのは、亡くなった後だからです。
亡くなってしまっては現世に情報を伝えることはできませんからね😅
信じるか信じないかはあなた次第ですが、いつかきっとわかることですね。
では、なぜ人は繰り返し生まれてくるのかについてです。
それは自分の魂を地球という修行場で練磨させるためです。
自分の魂を少しずつ磨き、より良いものへと成長させ、そして来世へと引き継ぐ。
このサイクルによって、人の魂はより良い高みを目指していくのです。
業を背負う
業とは、前世以前から蓄積された経験や行い、善行、悪行など様々な体験を包括したものです。
人は誰しも業を背負いながら生きています。
悪い業を払うためには、善行を積むか災難で払うしかありません。
なぜ災難で業が払われるかというと、 -(マイナス) と -(マイナス) をかけると +(プラス) になるように、悪いものは悪いもので打ち消すというイメージがわかりやすいかもしれません。
何かショッキングなことがあったとしても、これで業が払われたと思えばポジティブになれると思いませんか?🙂
また、あなたに降りかかる辛い経験は、あなたの魂の成長のために必要なことだったりもします。
人生は楽しいこともあれば辛いこともあります。
辛いことが起こるたびに挫折していては人生はつまらないものになり、前に進むことができなくなります。
辛い経験を乗り越え「できる」を増やしていけば、あなたの人生はきっと華やかになると思います👍
今はできなくとも、できるようになったあなたはきっと未来にあります。
常にポジティブ変換を心がけることができれば、人生をもっとシンプルに生きることができるかもしれませんね🌟
仕事とは
仕事は辛いですか?
と問われたら、あなたは何と答えますか。
私は、仕事は辛いと即答しますし、仕事をしなくても生活できるのであれば今すぐ辞めたいです😂
働くって相当のストレスがかかりますよね。
職場に行くために朝早く起きなければならない、やりたくない仕事でも上司からの指示なら文句は言えない、職場の人間関係は複雑、部下はのんきでお気楽などなど。
ただ、これらを冷静に見てみると、欲望に打ち勝つ、より良い人間関係を築くといった自分を成長させる要素が含まれていると思いませんか?
人は部下を立派に育てることでやっと一人前になれるともいいます。
つまり仕事とは、自分の魂を成長させるためにもってこいのトレーニング場なのです🏋️
生きるためのお金を得るためだけに仕事をしていると思うと、きっとそれは辛いことになってしまうと私は考えます。
上司に怒鳴られたとしても、クライアントからやり直しを命じられたとしても、自分の成長にとって必要なことと思えば、少しでも前向きに取り組むことができるのではないでしょうか。
目先の報酬に目を奪われると視野が狭くなり、何のために努力をしているのか分からなくなり、いつか目標を失うことになります。
いつだって目標のその先にある遠くを見つめることで、辛い今を乗り越えられるのです。
引き寄せの法則
引き寄せの法則は割と有名なので、ご存知の方も多いと思います。
ポジティブな思考でいればポジティブな出来事が、ネガティブな思考でいればネガティブな出来事が向こうからやってくるというものです。
私は常に前向きでありたいと思っていますが、ネガティブであることが悪いとは思いません。
なぜなら、いかに勇敢に突き進んだとしても、考えなしの行動にはリスクが伴うからです。
何か新しいことを始めるにしても、ある程度計画を立ててからの方が効率が良いのは当たり前ですね。
予想できるリスクの解決策もあらかじめ考えておくことも大事ですよね。
勇猛に振る舞うことは人の目を引きつけますが、時には慎重な選択が必要なときもあります。
ただ、失敗したときにいつまでもクヨクヨしていたら、前に進みませんよね😣
そんなときに限ってまたミスしまったり、新たなトラブルが発生したりで「泣きっ面に蜂」を経験した人も多いはずです。
それもそのはず。
失敗のあとのモヤモヤした状態で正しい判断ができるわけがありません。
これが引き寄せの所以のひとつではないかと私は考えています。
あなたが無理にポジティブに変わる必要なんてないんです。
今のままのあなたでいいんです👍
だけど、自分の魂を磨くための判断は、不安感や恐怖に支配された状態では難しいと思います。
正しい行いをするためには、過去の経験から導き出される暗い予測やおそれを捨て去った、クリアな状態が望ましいと私は考えます。
最後に
今回参考にさせていただきました「生き方」には
・社会で立派な人物に必要な条件
・優れた能力を持つ大企業のトップの不祥事が後を絶たないのはなぜか
・真の商人の極意
といった、働いていく上で、生きていく上でとても前向きになれるありがたいお話しが多数掲載されています。
特に、運命よりも因果応報の法則の方が強いという内容がとても興味深かったです。
自分の運命を変えられないというのなら、人生はただ台本通りに進むつまらない物語になってしまうでしょう。
でも、自分の行いが自分の人生に影響を与えることができると考えれば、私はとてもワクワクした気持ちになります😊
あなたは決して自分の人生に生かされているのではありません。
現状を変えるための一歩を踏み出す勇気は、全ての人が生まれ持っているのです。