脳は行動を抑制してリスクを避ける
何かにチャレンジするとき、新しいことを始めようとするとき、ついついためらってしまうときはありませんか?
費用がかかる、失敗したらどうしよう、自分なんかにできるはずない、なんかめんどくさくなってきた
などなど……
それは、脳が無意識にリスクを犯す危険を避けるための防御反応の一種です。
新しいことをチャレンジしたくても、不安感が脳を支配し、結局何もできなかった。それが習慣になってしまうと、自分はダメな人間なんだと思い込んでしまい、ネガティブな人生の悪循環に陥ってしまいます。
そんな悪循環を断ち切る新しい習慣を今すぐに始めましょう👍
感情が判断を下す
学校の課題や日々の家事って面倒ですよね。頭ではわかっていても、めんどくさい、やる気が出ないといった感情でついついほったらかしにすることが多いと思います。
人間は理論よりも感情を優先させて物事を判断します。私を含め、感情で下した決断が最良であった経験はあまり無いはずです(笑)
これらのハードルを乗り越えるのはそう簡単ではないかもしれません。しかし、我々人間は自分の決断でどう行動するのかを選ぶことはできます。
では、どうすればよいのか。
5秒ルール
「5秒ルール―直感的に行動するためのシンプルな法則」
著者:メル・ロビンズ
翻訳:福井 久美子
出版社:東洋館出版社
全米でベストセラーとなったメル・ロビンズの著書「5秒ルール―直感的に行動するためのシンプルな法則」から悪習慣を断ち切る方法を紹介したいと思います。
方法はとてもシンプル。
面倒なことに取りかかるとき、今までの自分を変えたいと思うとき
5 4 3 2 1 GO!
のかけ声とともに同時に行動するのです。
5秒ルールを実践して変わったこと
私は家で自炊することが多いです。料理をするのは好きですが、皿洗いがすごく億劫に感じます。
皿洗いの前に、めんどくさいなあとダラダラして時間を無駄にしていました。
そんな時、5秒ルールを使うことによってすぐに皿洗いに取りかかることができるようになりました。皿洗いが終わったあとはいつもより時間の余裕ができ、本やマンガを読む時間が増えました。
また、私は仕事で失敗したらくよくよして、寝る直前までその事で暗く思い悩んでしまうタイプです。
そんなときにも5秒ルールは効果を発揮します。
ネガティブな感情が心を支配しようとするとき、5秒ルールでなりたい自分をイメージしながらのカウントします。
このとき、失敗したことはしょうがない、同じ失敗をしないように前向きに仕事に取り組む自分をイメージしました。
カウントと同時にもやもや感が薄れていきます。そして、GO!のかけ声とともに今日の失敗をくよくよと考えるのを止めることができ、気分が前向きになります。
自分の人生を掌握していると感じると、幸福感を得られる
自分の意志で行動している、人生を掌握していると感じるだけで幸福感を得られます。これを心理学の用語で「統制の所在」と言うらしいですが、難しいので省きます💦
さて、人生を掌握していると感じるためにはどうすればよいのでしょうか。答えはシンプル。
行動あるのみです🚴
では、様々なリスクや不安感があなたの行動を縛るとき、どうすればよいのでしょうか。
答えはもうお分かりですね?
5 4 3 2 1 GO! で今すぐ行動を起こしましょう。
最後に
今回紹介した書籍には、実際に5秒ルールを使って人生が変わった人の体験談、目標達成のためのヒント、不安を払拭する名言などが書かれているので、読むととても勇気をもらえます。
5秒ルールがなぜ効果があるのかという研究も詳しく載っているので、気になる方は是非読んでみてください。
チャレンジしたい気持ちはあるけど、なかなか行動に移せないってすごく辛いですよね😣
でも、行動に移せない理由がわかればそれだけで前に進める気がしませんか?
挑戦した結果たとえ失敗したとしても、それは自分の成長につながります。
前向きな習慣で豊かな人生を自分の意志でつかみ取りましょう。